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何が求められているか

現状認識

エネルギーの確保ならびに環境の保全は人類の持続的な発展のための重要課題

エネルギーの確保並びに環境の保全は、人類の持続的な発展のための最も重要な課題であることはいうまでもありません。これまで、人類は必要とするエネルギーの大部分を化石燃料に依存してきましたが、近年地球温暖化による気候変動が容易に認識されるまでに進行し、その原因として、2007年のIPCC報告にありますように、炭酸ガスに代表される温室効果ガス排出がほぼ確実視される事態に陥っています。炭酸ガス排出を如何に抑えるかが、世界にとって喫緊の問題になっています。 しかし、エネルギー問題は、単に技術だけの問題ということはできず、そこには社会や経済の要素も大きく関係しています。まさにここに、理工学に新しい社会システムを追及する社会科学と社会の道程を考察する人文科学の視点を加えた学際・複合領域として確立してきた「エネルギー科学」が必要となってくると考えます。

図:地球温暖化

  • エネルギー問題は、単に技術だけの問題ということはできず、そこには社会や経済の要素も大きく関係する。
  • 理工学に新しいシステムを追及する社会科学と社会の道程を考察する人文科学の視点を加えた学際・複合領域として「低炭素エネルギー科学」の確立が必要。

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