第21回 IAESRECサイエンスカフェでは、西原 正通 先生（水素エネルギー国際研究センター、九州大学）に、「水素エネルギーデバイスのための高分子電解質材料の実用化に向けた研究：高分子の気体透過性に着目した材料開発」と題して講演いただきます。

西原 正通 先生は、2003年、熊本大学にて博士号を取得後、ジュネーブ大学（スイス、Prof. Matile研究室）、財団法人神奈川科学技術アカデミーで研究員としてご活躍されました。2009年、九州大学先導物質化学研究所に着任、その後、同大学カーボンニュートラル･エネルギー国際研究所、次世代燃料電池研究センターにて研究を続けられ、2022年にはトヨタ中央研究所客員研究員を歴任されました。2022年10月より現職に就任されています。

西原先生の専門は高分子化学と超分子化学であり、燃料電池や水電解などの水素エネルギーシステム向け高分子材料の開発、特に産学連携による実用化を目指した研究を精力的に推進されています。本講演では、その研究成果についてご講演いただきます。

学生および教職員の皆様、お気軽にご参加下さい。

【今回の話題提供者】
西原 正通 先生（九州大学水素エネルギー国際研究センター教授）

【タイトル】
Toward the Practical Application of Polymer Electrolyte Materials for Hydrogen Energy Devices —Material Development Focusing on Gas Permeability of Polymers

【スタイル】　口頭発表スタイル
【開催日時】　2025年7月3日（木）　10:30より　1時間程度（質疑含）
【開催場所】　京都大学吉田キャンパス　工学部総合校舎302号室（自由入場）
【言語】日本語