エネルギー科学研究科では、今年度も公開講座を開催します。参加無料・事前予約不要ですので、奮ってご参加ください。

『エネルギー科学の今 ~太陽光の利用と機器診断技術~』

開催日時: 平成30年11月10日(土) 13:00~16:00
開催場所: 総合研究8号館 講義室1

スケジュール:
13:00 ~ 13:10 エネルギー科学研究科 研究科長 挨拶
13:10 ~ 13:50 講演1 佐川 尚 先生 (エネルギー基礎科学専攻)
講演題目 「太陽光エネルギー利用研究の動向」
太陽光エネルギーを利用する方法には、光から電気をつくる太陽電池、光で励起させた電子と正孔(ホール)を化学反応に使う光触媒などがあります。太陽電池ではシリコン、光触媒では酸化チタンが代表的な材料ですが、シリコンや酸化チタン以外にも、いろいろな材料が研究されています。本講演では、これらの材料のいくつかを紹介すると共に、既存のシリコンや酸化チタンとの相違点、現状の傾向、今後の展望などについて概説します。
13:55 ~ 14:35 講演2 木下 勝之 先生 (エネルギー変換科学専攻)
講演題目 「モノの安全を診る技術-非破壊検査を知る-」近年、トンネルなどの構造物、新幹線や航空機などの交通輸送機器、さらにジェットコースターなどの遊具といったさまざまなところで、モノの劣化による事故が起きています。そういった事故を未然に防ぐ技術のひとつとして超音波法やうず電流法といった非破壊検査法があります。本講座では、非破壊検査技術の歴史や原理、その運用方法について述べるとともに本研究室で行っている賢い材料を用いた非破壊検査法について紹介します。
14:35 ~
15:00
(休憩)
15:00 ~ 16:00 講師を囲んで